2月の読書一覧
2月の読んだ本は、全部で23冊。
昨年から引き続き無職生活が続いているとはいえ、よく読んだ。
本が棚に入りきらず、ダイニングテーブルや枕元に積読され
見た目の悪さと掃除のしにくさで、本の整理に着手。
そのため、読みかけのまま溜まった本数十冊を、読みに読みまくったからだ。
本棚に収められる数は限られるので、殆どの本は処分することになるが、
何度も読みたいは手元に置いている。
野呂邦暢の『愛についてのデッサン』、アガサ・クリスティの『蒼ざめた馬』、メイ・サートンの『独り居の日記』などなど。
メイ・サートンは確か2~3年前に購入してから、ちょこちょこ読んでいたけれど、詩人の文章表現は美しくも込み入っていて、読み解くのにたっぷりの時間がいる。
読み終わった今も殆どを理解できていない。
何度でも繰り返し読みたい。
野呂邦暢は、簡潔だけれど美しい文体に耽溺したい。
一度の読書ではもったいない。
先月読んだ若竹七海のロンドン旅行記にでてくる本を参考に、コリン・デクスターとC・C・ベニスンを読んだ。
では、2月の一覧リストをここに
・購入
『ヒナギクのお茶の場合/海に落とした名前』多和田葉子著、講談社文芸文庫
『ああカモかのおっちゃん』田辺聖子著、文春文庫(中古)
『ウッドストック行最終バス』コリン・デクスター著/大庭忠男訳、ハヤカワ・ミステリー
『私のことはほっといてください』北大路公子著、PHP文芸文庫
『獄中シェイクスピア劇団』マーガレット・アトウッド著/鴻巣友季子訳、集英社
『快楽でよみとく古典文学』大塚ひかり著、小学館(kindle)
『蒼ざめた馬』アガサ・クリスティ著/橋本福夫訳、ハヤカワ・ミステリー
『あの本は読まれているか』ラーラ・プレスコット著/吉澤康子訳、東京創元社
『それを、真の名で呼ぶならば』レベッカ・ソルニット著/渡辺由佳里訳、岩波書店
『LIFESPAN』デビット・A・シンクレア著/梶山あゆみ訳、東洋経済
・図書館
『サンドリンガム館の死体』C・C・ベニスン/宮脇裕子訳、ハヤカワ文庫