40代コミュ障主婦の日々のこと

神奈川在住の40代夫婦ふたり暮らし、日々のこと(好きな本、食べること、動物)

図書館で千葉敦子の本をあるだけ借りる

 

昨日読んで感銘を受けた千葉敦子の著書を図書館にあるだけ借りてきた。

 

『ななめ読み日記』知的生き方文庫

『ニュー・ウーマン』知的生き方文庫

『ニューヨークでがんと生きる』朝日新聞社

『ニューヨークの24時間』彩古書房

『「死への準備」日記』朝日新聞社

 

また、若竹七海著『錆びた滑車』文春文庫、角田光代堀江敏幸著『私的読食録』プレジデント社を借りる。

 

若竹七海は、ヴィラマグノリアシリーズが面白かったので他シリーズが読みたくて。

『私的読食録』は、堀江敏幸が好きなことと、読書記録をどのように記していけばいいのか試行錯誤中で、参考になればと思って借りた。

 

駅近くの本屋で『栄養と料理 9月号』と『Premium 9月号 真似をしたくなる、あの人の料理。』を買う。

栄養と料理は実用的レシピ、Premiumはおしゃれレシピ。おしゃれレシピはあまり作る機会はなさそうだけど、器の選び方、盛り付け方は参考になりそう。何より見ていて楽しい。

kindleでは、庄野潤三著『エイヴォン記』と大塚ひかり著『快楽でよみとく古典文学』を買う。

 

図書館で借りた後、近くの喫茶店で『ななめ読み日記(365日の読書ノート』を読む。

 

この方の読書量が凄まじい。読める時には日に一冊を読んでいる。

興味のある本は、アメリカや日本で刊行されているノンフィクションが多い。

 

半生を綴った自伝や、戦争体験、がんや病気闘病についてのもの、他にサイエンスものと様々だ。

誠志堂書店やアメリカン・ファーマシーではペーパーバックをまとめて購入している。

アメリカのハーバード大学院に一年留学していて語学が堪能、原書もよく読む。

 

お料理が好きらしくレシピ本もよく購入している。

リヨン料理、パテやテリーヌの本、単身者のためのレシピなどなど。沢山のレシピ本を買うので台所の本棚におけない、と。

 

本の評価に対してはとても率直だ。

読むに値しない本はさっさと途中で投げ出す。なぜなら、学ぶべきもののない本に割いている時間などありはしないからだ。

 

この本で、お、と気になったのは本の読み方について。

 

本を読むときは赤鉛筆と付箋紙を手元に置く。(中略)自分の本ならどんどん赤鉛筆で線を引いて付箋紙を挟む。借りた本なら付箋紙にRとかCなど、私だけの暗号を書いて挟む。(中略)ひと通りな斜め読みしたあと、付箋紙の挟んであるペイジだけ読み直すことが多い。 

 

私は気になる箇所があってもそのまま流してしまうことが多くて、後でどこだったから探すことが多い。

読んでいる時には、読んでいるリズムを崩したくないからだと思う。

今度からスマホにメモをとって後で見返せるようにしよう。

 

また、料理本の記述について、日本の料理本は4~6人前が多く、アメリカは客の人数を考慮して8~12人前が多いそうだ。

そういえば、昔のレシピでは4人前が多かったけれど、最近では2人前がほとんどで4人前の記述はほぼ見ない。

当日の状況が分かって面白い。

 

夜布団に入ってから、『私的読食録』を読む。また、野呂邦暢の随筆集『小さな町にて』を数話読む。