両親の気持ちが腕にくいこむ
いちごを実家へ届けに行く。
午前中早めに帰りたかったので、早朝に出かける。
休日の早朝の電車はまだ混雑するまえで、人もまばら。
実家でお菓子など食材をあれもこれもと貰い、腕にビニール袋が食い込むほどの荷物になった。
うれしいけれど、帰る前に買いたいものがあったので、重い荷物を抱えて歩き回るのかと思うと少し憂鬱になる。
壊れた髪留めを買い替え、気になっていた本を買い、早々に帰ってくる。
午後からの予定がなければ、お昼でも食べて外出を楽しみ、のんびりしたかったが。
お昼は、新しく買った『女ふたり、暮らしています。』キム・ハナ、ファン・ソヌ著を読みながら、ささみと水菜の炒め物、無印で買ったおくらのスープを食べる。
ソウルに住む女二人が、共同購入したマンションに住むエッセイで、結婚してるのでもなく、カップルでもなく、友人同士というものが気になった。
また、この二人の年代が私とぴったり同年代、ということも。
キム・ハナは元コピーライターだし、ファン・ソヌはファッション誌で執筆をしているから、文章はうまいし面白いし、文句なし。
書かれていることも、国は違えど、共感することが多く、
途中挟まる写真も、美味しそうなごはんやインテリアもとてもおしゃれ。
私は結婚という形態をとっているけれど、他人との「共同生活」という観点からは、二人と全く一緒で、共感すること、参考になることが多い。
まだ読み途中だけれども、二人のその後が知りたい。
夕方、図書館で予約していた本の手配が完了したという連絡があり、駅前の図書館へ取りに行く。
夕飯は、届いていた生パスタでナポリタンを作り、ズッキーニと生姜の炒め、きのこの豆乳ミソスープを食べる。
ズッキーニ、すごくおいしい。また作る。
<今日買った本>
<借りた本>
日常に潜む異界、みたいな話。
癖になりそう。
眠る前に読みたい本